グッドウィルグループ子会社元会長に実刑 追徴15億、証取法違反事件 [ニュース]
旧グッドウィル・グループ(GWG、現ラディアホールディングス)の人材派遣会社買収に絡みインサイダー取引をしたとして、証券取引法(現金融商品取引法)違反の罪に問われたGWG子会社の元会長中尾勇被告(69)に対し、東京地裁は4日、懲役2年6月、罰金500万円、追徴金約15億3千万円の判決を言い渡した。
求刑は懲役3年6月、罰金500万円、追徴金約15億3千万円。
証券取引等監視委員会によると、被告の得た利得額約4億5千万円は、個人のインサイダー取引では過去最高。証取法違反事件の追徴金としては、村上ファンドの元代表村上世彰被告(50)=上告中=の一、二審判決の約11億4900万円を上回った。
深沢茂之裁判長は判決理由で「まれに見る多額のインサイダー取引で、証券市場の公正性と健全性を損なった」とした。
【47NEWS】
2010-02-04 17:22
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