10月有効求人倍率は0.44倍、2カ月連続の改善=厚労省 [雇用]
[東京 27日 ロイター] 厚生労働省が27日に発表した10月有効求人倍率(季節調整値)は0.44倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇し、2カ月連続で改善した。求人が増加する一方で、有効求職者が減少したことが奏功した。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は0.44倍で予測通りとなった。
10月の求人数は前月に比べ0.9%増と3カ月連続で増加した一方、求職者は同1.6%減と2カ月連続で減少した。この結果、有効求人倍率が上昇。また新規求人は前月から1.1%増加、産業別に見ても製造業・非製造業のほとんどの業種で前年からの落ち込みが緩やかになってきた。ただ景気の持ち直しで職を求める人が増え、新規求職申し込み件数は前月比1.3%増。このため、新規有効求人倍率は前月より低下した。
正社員だけの有効求人倍率は0.27倍で、前月を0.01ポイント上回った。2009年 11月 27日 09:34 JST
2009-11-27 10:10
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